慢性骨髄性白血病とは、造血幹細胞ががん化する病気のことです。
造血幹細胞は、血液細胞のもとになる細胞です。
初期の段階では、ほとんど症状はありません。
しかし、症状がないからといって放っておくと確実に進行してしまいます。
慢性骨髄性白血病は、以前は治りにくい病気とされていました。
最近は慢性骨髄性白血病の発症に関係する遺伝子を標的とした治療が開発されているので、早期に発見し治療を開始すれば、症状のない状態を長期間にわたって保つことも可能です。
慢性骨髄性白血病の進行は、通常「慢性期」から「急性期」へと進行していきます。
治療をせずに放っておくと慢性期から数年で急性期に進行します。
慢性期から「移行期」という段階を経て急性期になることもあります。
慢性期・・・初期の段階で、血液細胞が過剰に作られるため、エネルギーをたくさん消費します。
そのため、「体重の減少」「微熱が続く」などの症状が起こることもあります。
特に症状がないこともあります。
急性期・・・造血幹細胞の成長が途中までしかされません。
骨髄で白血病細胞が増殖して、正常な血液細胞が減っていきます。
そのため、「貧血」「感染症」「出血」などが起こります。
そして、急性期にまで進行すると、極めて死亡率が高くなります。